思いが大切!

こんにちは、看護師の坪倉妙子です。
最近、とても嬉しいことがありました。

それは、
「病院で、処置してもらうよりも、りゅうじんさんに足の処置してもらう方が安心する。」
とケアフレンドの方とその家族に言ってもらえたことです。

10年透析をされているケアフレンド。その方の足趾は、壊死し、GW明けには切断の手術だと言われていました。
4月中旬退院後から、訪問看護でほぼ毎日足趾の処置に入るようになり、ケアしていました。
訪問時は、食欲低下、水分もあまり取らず、元気がありません。
足趾を切らないといけないことを聞いてから、「生きるのが嫌になった」と言われます。

訪問看護に入り、徐々にいろいろな話しをしていくうちに、ケアフレンドのHさんのお母さんの名前が、なんと私と同じ名前!
漢字も同じでした。
そんなこともあり、少しずつ心を許してくださり、
「坪倉さんの言うように、足切っても切らなくても、命があるから頑張って生きるわ!」
と言ってくださるようになってから、食欲アップ、水分も指定内は飲み、透析をされていることもあり4年くらい出なかった尿が出るようになりました。

そうしていると、
GW明け、再検査で、ドクターから足趾の切断しなくてもいいよと。
現在、切断せずに薬の処置のみで、新しい皮膚が再生してきています。
一度は、「もう、生きている意味がない。」
と言われていた方が、
生きる目的を見出すだけで、身体は変化するようです。
その状態を、目の前で学ばさせていただきました。

訪問看護は、ただ時間内に処置をする仕事だけではないと常々思っています。
限られた時間は、ありますがその中で、ケアフレンドの方、家族の方との、信頼関係を築き
「病院で処置するよりも、坪倉さんにして欲しい」
と言ってもらえる自分でありたいと。。。
そんな言葉をもらえるとますます、仕事頑張ろう!と思えます。
 
訪問看護に転職して1年になりましたが、やはりこの仕事をして良かったと心から思えるようになりました。
もし、看護師さんで転職を考えておられたら、一緒に訪問看護しませんか✌️
りゅうじん烏丸でお待ちしております❤️

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